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セカンド19の活用方法
最初に、セカンド19を通してお伝えしたいこととその使い方を記載いたします。
セカンド19は、12ヒーラーズ、7ヘルパーズにつづく最後のカテゴリーとなる19種類のレメディーです。
どれも優越があるわけでなく、心に応じて併用して用いるケースがほどんどです。
そのために、12ヒーラーズ、7ヘルパーズも合わせてご覧いただくと理解しやすくなります。
12ヒーラーズ、7ヘルパーズとの大きな違いは、誕生までの経緯です。
上記2つは、エドワード・バッチ博士は、6年の歳月を費やしました。
クライアントと向き合い、論理的且つ直感を用いて体系を完成させました。
一方このセカンド19は、わずか5ヶ月で19種類のレメディーを完成させたのです。
強い直感能力でバッチ博士自らが、体調を崩しながらそこに必要なレメディーを見つけたいったのです。
まるで、レメディーの必要性を自身に投射しながらのように。
そして、作り方も前者の2つは、太陽法というボウルの中で太陽の光で花の波動を水に転写する方法から、セカンド19のほとんどが煮沸法という煮て抽出する方法となっています。
なぜ、この方法が主体になったのかは、バッチ博士は明確には述べてません。
しかし、太陽法とは違い煮沸法は、煮るために植物がクタクタになります。
まるで、苦難を与えながら本来の波動を放つ過程のように。
これがそのままセカンド19のレメディーに通じるものがあります。
日常における困難から本来の自分になる過程を導いてくれる特性が多くあるレメディー達なのです。
今、困難の中にいる方へ。
このセカンド19が困難を糧に本来の自分へなるためのサポートしてくるでしょう。
セカンド19のレメディーたち
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7ヘルパーズの誕生
エドワード・バッチ博士は、1930年代にフラワーレメディーの研究を始め、心身の健康を損なう原因が感情の不調にあると考えました。
初めに12ヒーラーズと7ヘルパーズを発見しましたが、その後の研究でさらに深い感情的ニーズに対応する必要性を感じ、追加で19種類のレメディーを完成させました。
セカンド19は、バッチ博士が多くの患者の観察を通じて、それぞれの人が抱える微妙な感情の課題や性格的な特徴に基づいて選定されました。
これにより、レメディーはより多様な感情の癒しを可能にしました。
7ヘルパーズとは
セカンド19のレメディーは、それぞれ特定の感情的な状態や課題に対応しています。
ここでは、日常生活における具体的な活用例をご紹介します。
1. 感情のケア
- ストレスや重圧感:仕事や家庭での負担感を感じるときには、エルムやホーンビームが役立ちます。
- 恐れや不安:漠然とした不安にはアスペン、コントロールの喪失感にはチェリープラムが役立ちます。
2. 過去や未来にとらわれない
- 過去への執着:ハニーサックルは、過去の出来事や思い出から解放され、前向きな姿勢を取り戻すのに役立ちます。
- 未来への不安:ウォルナットは、新しい環境や変化に直面する際の心の安定をサポートします。
3. 自己肯定感の向上
- 自己疑念:ラーチは自信を取り戻したいときに最適です。
- 罪悪感:パインは、自分を許す力を育てるのに役立ちます。
4. 日常生活のリズムを整える
- 集中力の欠如:ホワイトチェスナットは、雑念に悩まされるときに心を静めてくれます。
- 疲労感:クラブアップルやホーンビームは、疲労感を和らげ、エネルギーを回復させます。
本来の12ヒーラーズのレメディーの特性を活かし、過ごしていければ自然と自分らしい人生となるでしょう。
しかし、様々な経験をする中で人は本来の自分を閉ざしてしまうのです。
その時に、日常生活におけるケアとしてセカンド19が力強くサポートしてくれるのです。
参考文献
・「バッチの花療法その理論と実際」著者:メヒトヒルト・シェルファー
・「エドワード・バッチ著作集」著者:エドワード・バッチ
・「バッチのフラワーレメディー植物のかたちとはたらき」著者:ジュリアン・バーナード
・「バッチフラワー花と錬金術」著者:東 昭史