彼岸花を一緒に(ブログで)観に行きましょうか。

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彼岸花について語る

彼岸花に映し出される生命の儚さと永遠

今日は、少し気楽に彼岸花を一緒に観に行きましょうか。

こちら、栃木県那須塩原では一週間前まで彼岸花が満開でしたが、今はすっかり枯れてしまいました。
彼岸花は、以前から好きな花でしたが、なかなか見る機会がなく季節が過ぎてしまっていました。
那須塩原に引っ越してからは、たくさん目にするようになった彼岸花。

街を赤で誘うその妖艶な姿は、視界から消えても脳内に残るものです。

せっかくなので、彼岸花が多く咲いている公園に行ってきました。
公園といっても景色は畑です。
畑の周りに群生している彼岸花となります。

彼岸花は、水辺や田んぼなど湿度の高い場所で見られる球根植物。
なので、田んぼのまわりによく彼岸花が咲いているんです。

この季節、茶色くなった稲穂と赤く咲き誇る彼岸花が、本当に美しいものです。

彼岸花公園の水路脇に咲く、彼岸花
稲穂とのコントラストがいいですね。
公園というより田んぼですね。

皆さん、彼岸花を見てどんな印象を覚えますか?

とっても不思議な形ですよね。
なぜか、スピリチュアルなものを感じます。
実際に、日本では「死人花」「地獄花」という別名もあります。
仏教では、天上の花とされて、浄土への導きの象徴でもあります。

つまり、現世だけではない繋がりを感じさせてくれるお花ですね。

別れと癒しの間で生まれる新たなエッセンスの可能性

どこか、この世界のお花じゃない感じがするんですよね。
別の世界のお花が咲いているような、不思議な魅力を持つ彼岸花。

いつか彼岸花のフラワーエッセンスを作ってみたいなと思っています。

僕たちが生きていると、死別というのは避けられないでしょう。
命は永遠です。
しかし、物理的なお別れはやはり悲しいものです。

そういう時に、この彼岸花が生きている人への癒しであったり、亡くなった存在に添える花に彼岸花のエッセンスを加えたりして、生きるものと死するもの、両方に使うエッセンスというのも良いかもしれませんね。

僕らが生きているということは、逆に言えばすぐ隣に死があることになります。
その相対的な関係の中で、生きる尊さと死ぬ尊さを知り、「今」を生きるものだと思うんです。
この彼岸花は、その両極の中で咲き誇り、僕たちを導いてくれていると思います。

こちらは自宅付近の彼岸花。夕焼けと合わさるとまた不思議な魅力となります。

枯れ方は亡骸のようで、ミイラのようにしおれていきます。
そして、花茎も倒れて枯れるのです。
そして次の命に変わるのです。
まさに輪廻です。

輪廻転生を信じる信じないは別として、一つの解釈として捉えてもらえればと思います。

この輪廻の中で、また来年、新しい命と出会えることが今から楽しみです。

きっと、宇宙も僕ら人間の輪廻を、こうやって楽しんで見てくれているかもしれませんね。

自宅前の白い彼岸花。また雰囲気が違いますよね。
赤と白仲良く咲いている姿はなんとも可愛らしい
また来年も新しい命で会いましょう!

今回は以上となります。
お読みいただきありがとうございました。


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