医師であり、フラワーエッセンスの開発者でもあるエドワード・バッチ博士の著書『汝自身を癒せ』を読み解いていこうと思います。
フラワーエッセンスを探究するにあたり、外すことのできない書籍であり、ここからよりフラワーエッセンスの深みと広がりが生まれる出発地点となります。
そして、探究の旅の終わりの終着地点でもあると思うのです。
ここに書いてあることは、単にフラワーエッセンスの使い方ではなく、「生きること」「病気」についてなど哲学を含めて述べられています。
エドワード・バッチ博士は「聖書」からの引用も多く、我々日本人としては、少し距離感を感じることがあるかもしれません。
僕もその1人でした。
ですが、この本を通じて幅広い見解を持つために、今「聖書」についても併せて勉強を進めております。
そうするとまた見えてくるものがあり、この点はまた別の記事で今後書いていこうと思います。
僕らが生きていると直面する苦悩の1つに「病気」があります。
そこに多くの人が絶望を感じ、「悪」という感情を抱きます。
そして、病院に行き治療を行います。
僕自身、39歳でうつ病となり人生が激変しました。
1つの病気としてどう捉えるか?見つめ直すときでもありました。

「汝自身を癒せ」では、全ての病気に対しての答えが示されています。
まず、病気とは何かについてこう記載があります。
病気とは本質的に、魂と心が葛藤した結果
(第一章)
病気はたいへん残酷に見えますが、本来は有益で人間の役に立つものです。正しく解釈すれば、病気は重要な誤りに気づかせてくれます。
(第一章)
従来の考えを一変する内容です。
ゆえにここに病気で苦悩する人への一筋の光となる可能性があると思います。
病気になることで、それは悪ではなく本来の生き方に氣づくためのきっかけだと捉えられるのです。
要は、軌道修正のサインに過ぎないと。
僕の例で言えば、39歳のうつ病が軌道修正のサインとなります。
人によって、別の病気かもしれません。
ですが、病名は単なる表面に出た象徴につけた名称に過ぎません。
核となる部分は、その時の精神状態であり、それが魂から逸脱したことです。
本来の生き方とは何か?
それを考えて行動することで結果、病気は癒えるのです。
実際に僕は脱サラし自営業に転換したことで、今はうつ病により悩むことはなくなりました。

さらに、バッチ博士は「生命の大原則」を述べています。
読み解くと4つあるのですが、今回は2つ目に書かれている一説です。
不十分な長所を十分に発達させ、心の内のあらゆる間違いを一掃して、自らの気質を完成の域へと高めるためにこの世に生まれています。(第二章)
このように、なぜ生まれてきたのか?について明言しています。
ゆえにこれが心(人格)と魂を一致させることであり、結果であると読み解くのです。
とてもシンプルであり、やってみると難しいものです。
ですが、確かにこの考えこそが自分もそして周りも力を十分に発揮し、共存できる原則でもあると思えます。

そのためにフラワーエッセンスというものがサポートしてくれると心から思うのです。
我々一人ひとりに適したエッセンスを開発してくれたバッチ博士に感謝と、より深い探究の思いは強まるばかりです。
ぜひ、多くの人にフラワーエッセンスが届き、癒しが訪れることを願っております。

